新しい家族

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愛犬を失ってから4ヶ月が経ちました。

毎日毎日、泣き続けた日々。

近所のお散歩仲間に勧められて、新しい家族を迎えることにしました。

新しい家族が出来たからといって悲しみが癒えることはありませんが、泣かずに眠れる夜が増えてきた事は確かです。

愛らしい姿に癒されながらも、亡くした彼女を思って泣く夜もまだ続いています。

亡くした時の記憶が私を臆病にしています。

ちょっとした体調の変化が怖くて、動物病院に駆け込んでばかりです。

でも少し体調が安定してきたので、今日はシャンプーデビューです。

おとなしい性格なので、シャンプーもとっても気持ち良さそうにしてとても良い子でした。

肉球周りの毛のカットも爪切りも、お耳の手入れもじっとしていてくれるので楽にできました。

こんな一日を過ごすと、彼女を忘れる事はないでしょうが前向きに生きて行けそうな思いが湧いてきています。

 

 

 

 

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今年は雪が一度も降りません。

ここは京都といっても北部の海に面した所です。

いつもならば今頃は雪に埋もれている頃です。

たくさんだと困るけれど、一度も降らないなんてちょっと寂しい。

 

 

やすらかに

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私の大事な宝物が、昨年12月29日夕方、食事中に急に心停止して逝ってしまいました。

9歳でしたので、逝ってしまうなんて考えもしませんでした。

ちょっと目をはなした、ほんの5分程の出来事でした。

さっきまで走り回っていて、食事もいつものように喜んで食べ始めたので、ちょっと用事を済ませ部屋へ戻ると倒れていたのです。

大好きな御飯をほんの少し食べただけで倒れていたのです。

血流が止まり、ピンクだった舌が真っ黒になって…

突然の出来事を信じる事ができませんでした。

必死で蘇生を試みましたが、反応はありませんでした。

どんどん冷たくなっていく彼女を抱きかかえながら、私は泣き叫び涙が枯れ果てる程泣きました。

一週間泣き続け食事も取れず、放心状態で過ごしました。

昨日になって涙が枯れ果てたのか、やっと仕事に行く事ができました。

悪夢のような年末年始でした。

大切な大切な彼女の死は、あまりにも大きなショックを私に与えました。

医療従事者であり多くの死を経験してきました。

それが自分の身に降り掛り、初めて経験する絶望感と孤独感。

独りになった部屋は無機質で音も無い。

ただ静かに時が過ぎていくだけ…