Existence of father

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父の部屋から海が見える。

入り江になっているので海はいつも静かだ。

父は今月85歳になった。

5年くらい前までは年齢のわりには元気に暮らしていた。

でも一年ごとに動作も鈍くなり、風貌も年老いてきている。

お正月には雪かきをして転んで寝込んでしまった。

幸い骨折などは無く、数日前から買い物に出かけられる程に元気になった。

足腰が痛くて動けない状態になった時に、改めて父という存在を大きく感じた。

母と二人掛かりで座らせ、食事の介助をした。

父は初めて私に有り難うと言った。

その言葉は嬉しいような悲しいような不思議な響きを放った。

父という大きな存在を失いたくない。

一日でも長生きして欲しいと思った。

静かな海を眺めながら、穏やかな気持ちで過ごして欲しい。

 

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